冬アウトドアの最大の敵は寒さ。
冬のキャンプでは足先の冷えで眠れない、足が痛いなど感じたことはありませんか?
キャンプや登山など氷点下を下回ることもあり、足先は特に冷えてしまいます。
重ね履きをすれば防寒としては有効かもしれませんが、足が圧迫されてしまったり、蒸れて匂いが気になったりと問題が出てきます。
実際に私の周りでも、冬キャンプや登山時に靴下が薄く寒くて眠れなかったという方が多くいました。
今回はおすすめの靴下を紹介したいと思います。
アウトドア向きの靴下ってどんなもの?
キャンプや登山などは険しい山道など歩いたり、長時間着用し歩行するのも当たり前です。
靴下の存在は重要で、初心者の方だと足のトラブルを抱えている方も多くいるかと思います。
足の疲労を和らげる
長時間歩く場合は足の負担を低減するため特にクッション性があるものが良いです。
登山靴やアウトドア用の靴は基本的に靴底が硬いので、一般的な靴下では足の裏に負荷がかかり痛みが出てきてしまいます。
通気性
靴の中は密閉されており汗をかくと一気に蒸れてしまいます。
通気性が良いものを選ぶことで、汗を素早く吸って乾かし足元から快適に保つ事ができます。
フィット感
厚手のものや逆に薄すぎるものだと、歩行時にズレて靴擦れが起こることもあります。
靴のサイズと靴下の相性もあるので、フィット感のあるものを選ぶとよいです。
素材「メリノウール」のメリット
メリノウールの中でも高級品で、主にオーストラリア、ニュージーランド、フランスなどで飼育されているメリノ種の羊から取れます。
①肌触りが良い
ウールと言えば「チクチクする」というイメージを持っている方もいるかもしれません。
メリノウールは繊維が細いため、なめらかで肌触りが良くなっています。
②保湿性・除湿性が高い
吸収した汗を外に放出してくれます。また冬は繊維の縮れ部分で熱を外に逃がしにくく高い保湿性があります。
③防臭効果
メリノウールは非常に防臭機能が備わっています。ニオイの原因となる細菌を抑制してくれるので不快なニオイを防げるのです。
化学繊維だと使用していくうちに防臭効果が切れてしまいます。
靴下を選ぶときの注意!
ジャストサイズを選ぶ
足の締め付けを気にして少し大きめのサイズを選んでしまうと、伸びたり、よれて来たりして歩行中にかかとの部分がズレる可能性があります。
丈は長いものを選ぶ
靴下の丈の長さは靴より長いものを選びましょう。
短いものを選んでしまうと、靴は直接足に当たってしまい靴擦れを起こしてしまいます。
靴との相性を確かめる
厚手の靴下もありますが、自分の靴のサイズを確認しておかないと圧迫させてしまい、逆に足を痛めてしまいます。
おすすめの靴下
スマートウール
メリノウールを使用したソックス・アンダーウェアを創業から一貫して届け続けるメリノカンパニー。それまでの「ウールと言えばちくちくする」というイメージを覆した快適な着心地で、今や登山にはなくてはならないほどの存在感を放っています。豊富なカラーバリエーションも魅力です。
フィッツ
アメリカ・テネシー州で生産されています。100年以上続く靴下生産の歴史の中で磨き上げられた技術とアイデアを結集させたこの靴下は、2010年に誕生しました。快適で品質の良いソックスを作るために、一般的な靴下よりも手間と時間をかけ、厳しい品質管理の下で生産されている「フィッツ」は、発売開始から高い品質が認められ人気ソックスとなりました。
キャラバン
キャラバンはアウトドアを楽しむためのものから、プロ仕様の本格的なギアまで扱っています。
日本のアウトドアフィールドの先駆者として、キャラバンは大自然と向き合う人々を常に支え続けています。
この靴下の特徴は、「R(右)」「L(左)」と足が指定されています。
左右の足の形が違うの同じ型の靴下ってどうなの?という事で生まれたそうです。
私もキャンプではスマートウールの靴下を愛用しています。
スマートウールの靴下のおかげで、気温が0℃の冬キャンプでも足先の冷えを感じたことはありません。
気になるとすれば、やはり靴下の厚みが厚手になるので靴との相性をしっかり確認しないと足が圧迫されて痛みを感じてしまいます。
あとは1足当たり2,000円~と値段が高いためポンポン買えるものではないので、キャンプでしか使用していません。
さいごに
意外と重要な役目を持っているのが靴下です。
何でもいいやと思っていると、痛い目を見ることもあります。
アウトドアだけではなくさまざまなシーンで着用しますが、かなり種類も多くあるので自分に合った1足を見つけてみてはいかがでしょうか?
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